建設ロボット研究連絡協議会ホームページ

第21回建設ロボットシンポジウム

(The 21th Symposium on Construction Robotics in Japan)
- ロボット技術と建設の融合によるDXの更なる発展 -

■スポンサー

お知らせ

2023.1.6 第21回建設ロボットシンポジウムページを開設しました.

開催案内

【開催日】2023年9月5日(火)~9月7日(木)
【会 場】北海道大学 札幌キャンパス 情報科学研究院棟

■主催

建設ロボット研究連絡協議会

■共催

一般財団法人先端建設技術センター,公益社団法人土木学会,一般社団法人日本建設機械施工協会,一般社団法人日本建築学会,一般社団法人日本ロボット学会,一般社団法人日本ロボット工業会,北海道大学大学院情報科学研究院
(五十音順)

■協賛

公益社団法人計測自動制御学会,建設無人化施工協会,一般財団法人砂防・地すべり技術センター,公益社団法人地盤工学会,国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構,公益社団法人精密工学会, 一般社団法人電気学会,一般社団法人日本機械学会,一般社団法人日本建設業連合会,公益社団法人日本測量協会
(五十音順)

■趣旨

 近年,様々な産業において労働生産人口の低下による人手不足が深刻さを増し,建設業においても待った無しの状況になりつつあります.また,それに付随して生産性の向上も不可欠です.一方,国内のインフラは老朽化が進み,気候変動に起因した豪雨や土砂災害等も,地球規模で頻発しています.これらの課題の解決に向けて,DXの展開の加速,ロボット技術の効率的な利用が期待されます.
 これまで,様々な建設ロボット技術の開発が行われてきましたが,施工や点検作業のロボット化は,それらが技術的にどれだけ優れていても,スタンドアローンの技術では実用化には結び付きません.現在求められている建設ロボットは,道具として利用される単体のロボットだけではなく,施工方法や点検方法に組み込まれたシステムの一部として,あるいは現場全体がロボットシステムとして機能する必要があります.
 ロボットの実用化には,システムとして最大限にロボットのパフォーマンスを発揮することのできるDXがカギを握ります.そして,これを加速・推進させるには,DXを支える情報技術だけでなく,建設に関わる様々な分野の技術者,研究者の分野横断的な協力が欠かせません.本建設ロボットシンポジウムは,土木,建築,機械を始めとした建設ロボットを担う研究者,技術者が一堂に会する日本で唯一の学会横断的な学術講演会です.そこでの学術,技術情報の交流は,これからの社会を支えていく上で,重要な役割を担っています.
 今回のシンポジウムにおきましても,前年度に引き続き口頭発表,ポスター口頭発表を実施します.口頭発表はシングルトラックとします.なお,原則は対面での実施としますが,新型コロナの感染状況によって変更となる場合があります.
 関連する各分野からの積極的な論文のご応募とご参加を頂きます様,ご案内申し上げます.

■発表形式

発表形式は次の2つを採用します。

  • 口頭発表:A4サイズ原稿 6ページから8ページの本論文を投稿いただき,論文の査読を経て採否を決定します.なお,不採択の場合はご希望によりポスター発表を頂くことも可能です.発表15分と質疑応答5分(発表件数により変更になることもあります).

  • ポスター発表:A4サイズ原稿2ページ以上(6ページは超えない)の本論文をご投稿いただきます.査読はありませんが発表の可否につきましてはプログラム委員会で判断をいたします.2分程度のショートプレゼン テーション後にポスター発表. ポスター発表要領

■シンポジウムスケジュール・プログラム

シンポジウムプログラム(準備中)

■見学会(見学ルート未定)

  • 参加資格:第21回建設ロボットシンポジウムに有料参加している方

■募集テーマ

論文の応募に際しては,以下の各セッションの内容や項目をご参考下さい.セッション内のそれぞれの項目については代表的と思われるものについて列挙しています.ここに記載の無いその他の建設ロボットとそれに関連するテーマも歓迎します.

(1)建設の生産性向上・DX

①建設ロボット開発をめぐる状況,②建設現場のロボット化・ICT 化のニーズ,③施工と設計の課題・BIM の活用,④ロボット化・ICT 化をめぐる計画・運用・管理の諸問題,⑤その他

(2)高精度・高信頼技術

①計画(プロジェクト計画,プロジェクトシミュレーション),②設計(先進的な計算技術,先進的計画ツール,概念設計のための計算技術,仮想現実,協調設計・施工,計算力学),③施工(施工管理システム,環境センシングとモニタリング,車両計画運行管理,GISとデータベース,オペレータ支援システム,ネットワーキングと通信,プロセス・コントロールと最適化,自動化とロボット,遠隔制御ロボット,施工の自動化,分散コンピューティング,協調設計・施工,拡張現実,パワーアシストの活用),④管理(プロジェクト情報管理システム,計器・センサ,リモート・センシング,施設維持運用管理,故障解析と管理,GISとデータベース),⑤その他

(3)アプリケーションと新領域

①環境保全(地球温暖化対応,省エネ),②工事環境改善(騒音・振動,粉塵対策,環境モニタリング,作業環境の向上),③安全性向上(安全監視,安全装置・システム,防犯),④危険物処理(発掘処理,アスベスト除去,汚染土処理・除去),⑤統合化生産システム(ビル,トンネル,ダム,海洋,造成,道路,地下・基礎),⑥低コスト化(ライフサイクルコスト低減,省力・省人,施工最適化),⑦工期短縮(急速施工,プレハブ化),⑧災害対応(調査・探査技術,UAVの利用,災害復旧技術,耐震・液状化対策),⑨環境調査(地盤・地質調査,UAVの利用),⑩宇宙技術(探査,移動ローバ,基地建設,宇宙エレベータ,他),⑪維持管理(メンテナンス,クリーニング,運用,サービス),⑫その他

(4)自動化・自律化

①点検診断(検査,計測,インフラ点検,構造モニタリング,センサネットワーク),②リニューアル・解体・処理(補修,改修,解体自動化,廃棄物処理,リサイクル),③無人化(無人化施工,遠隔操作,オペレーション支援),④建築工事(搬送,溶接,多能工,管理,施工支援)⑤その他

(5)ロボット・キーテクノロジー

①センシング・認識(センサ開発,ビジョン,音声認識,SLAM),②アクチュエーション・メカニズム(新アクチュエータ,新メカニズム),③制御系(テレオペレーション,パワーアシスト,人ロボット協調),④マニピュレーション(エンドエフェクタ,作業理解,作業モデル),⑤移動(移動メカニズム,ナビゲーション),⑥インテリジェンス(学習,人工知能,環境構造化,ユビキタス,地図生成),⑦ヒューマンインタフェース(操作デバイス,ディスプレイ技術,VR),⑧システムインテグレーション(作業移動ロボット,ヒューマノイド,ミドルウェア化),⑨その他

■応募要領

(1)口頭発表

 発表を希望される方は2023年3月31日(金)までに,発表申込みフォームへ発表題目,発表者名,関連項目番号【上記募集テーマの項目番号を記入.遠隔作業移動ロボットによる危険物処理 ⇒(3)④,(3)⑧,(5)②,(5)⑧.該当がない場合は適切なキーワードを2,3挙げて下さい.】,概要(100-150字程度),希望発表形式(口頭またはポスターの別),所属,連絡先を事務局(本ページ最下部をご参照ください)までメールにてご連絡ください.
 本論文原稿(6ページ以上8ページ以内)は2023年4月28日(金)までに下記事務局メールアドレスへご提出ください.採否は6月下旬頃にお知らせいたします(プログラム委員会の判断で,ポスターでの発表をお願いすることがあります.提出原稿が6ページ未満の場合,ポスター発表とさせていただきます).口頭発表として採択の場合は2023年7月20日(木)までに最終原稿をご提出いただきます.

(2)ポスター発表
発表を希望される方は,2023年6月15日(木)までに,発表申込みフォームへ発表題目,発表者名,関連項目番号,概要(100-150字程度),所属,連絡先を事務局(本ページ最下部をご参照ください)までメールにてご連絡ください(ポスター発表と明示下さい). その後,2023年7月20日(木)までに最終原稿(2ページ以上6ページを超えない)をご提出いただきます.査読はありませんが発表の可否につきましてはプログラム委員会で判断いたします.なお,ポスター発表の場合,2分のショートプレゼンテーションで使われるPPTのファイルを2023年8月末までにご提出いただきます.

■発表までのスケジュール

(1) 口頭発表原稿のスケジュール
・申し込み締切 : 2023年 3月31日(金)
・発表原稿の締切: 2023年 4月28日(金)
・発表原稿の採否:2023年 7月上旬
・発表原稿の最終提出:2023年 7月20日(木)
・口頭発表プレゼンデータの提出:2023年 8月末
・口頭発表:2023年9月5日(火),6日(水)

(2) ポスター原稿のスケジュール
・申し込み締切 : 2023年 6月15日(木)
・発表原稿の締切: 2023年 7月20日(木)
・ポスター発表ショートプレゼンデータの提出:2023年 8月末
・ポスター発表:2023年9月5日(火),6日(水)

■参加登録料

(1)一般発表・聴講,学生発表20,000円(資料代,講演1件の発表を含む)
当日参加登録(一般聴講)は,25,000円となります.
参加登録を行い,登録料をお支払い頂ければ聴講のみでの参加も可能です.
(2)学生聴講は無料

■参加申込

参加登録の手続きについては、後日当HPでお知らせします.

論文投稿・執筆関連

発表申込みフォーム
建設ロボットシンポジウム論文投稿要領

論文投稿フォーマット見本

建設ロボットシンポジウム論文見本(和文論文 : Microsoft Word形式)

■ご支援いただく内容と特典

○ダイヤモンドスポンサー
  ・本シンポジウムに金20万円をご寄附いただきます.
  ・4名様を本シンポジウムの見学会を除くすべてのプログラムにご招待させて頂きます.
  ・シンポジウム会場スクリーンにスポンサー名を掲載いたします.
  ・ホームページにバナー広告を掲載いたします.
  ・論文集(電子媒体)に1ページの広告を掲載いたします.
  ・会場に展示用ブースを設置しますので展示を希望する場合は利用可能です.
○ゴールドスポンサー
  ・本シンポジウムに金10万円をご寄附いただきます.
  ・2名様を本シンポジウムの見学会を除くすべてのプログラムにご招待させて頂きます.
  ・シンポジウム会場スクリーンにスポンサー名を掲載いたします.
  ・ホームページにバナー広告を掲載いたします.
  ・論文集(電子媒体)に0.5ページの広告を掲載いたします.
  ・会場に展示用ブースを設置しますので展示を希望する場合は利用可能です .
○シルバースポンサー
  ・本シンポジウムに金5万円をご寄附いただきます.
  ・1名様を本シンポジウムの見学会を除くすべてのプログラムにご招待させて頂きます.
  ・シンポジウム会場スクリーンにスポンサー名を掲載いたします.
  ・ホームページにバナー広告を掲載いたします.
  ・論文集(電子媒体)に貴社名を掲載いたします.

  • 詳細はスポンサー募集のご案内をご覧ください. スポンサー募集のご案内(予定)
  • スポンサーとしてご支援いただける方は,メールに下記の項目をご記入のうえ「スポンサー募集のご案内」に記載のアドレスへ送信ください.
    ・企業名
    ・依頼先(シンポジウム事務局から送付するスポンサー依頼文の宛先・役職・ご氏名)
    ・窓口(ご担当者様)の連絡先(郵便番号、住所、氏名、電話番号、メールアドレス)
    ・希望クラス(ダイヤモンド、ゴールド、シルバー)

第21回建設ロボットシンポジウム実行委員会
委員名簿(敬称略・順不同)

委員名機関名所属・役職
実行委員長大隅 久中央大学理工学部精密機械工学科教授
副実行委員長建山 和由立命館大学総合科学技術研究機構教授
副実行委員長井上 文宏湘南工科大学工学部機械工学科教授
副実行委員長田中 孝之北海道大学情報科学研究院システム情報科学部門教授
PC委員長大隅 久中央大学理工学部精密機械工学科教授
出版委員長栗栖 正充大阪大学大学院工学研究科コマツみらい建機協働研究所特任教授
表彰委員長眞方山 美穂国土交通省国土技術政策総合研究所住宅研究部住宅性能研究官
広報委員長古屋 弘(株)大林組技術研究所生産技術研究部上級主席技師
財務委員長村上 弘記(株)IHI理事 技術開発本部技監