規約
規約および運用細則
建設ロボット研究連絡協議会
Council for Construction Robot Research(CCRR)
建設ロボット研究連絡協議会 規約
1.名称
本会は、「建設ロボット研究連絡協議会(Council for Construction Robot Research(CCRR)」と称する。
2.目的
本会は、我が国における建設ロボット等の研究・開発、普及を推進するとともに、建設ロボットを通じて国際協調に寄与することを目的とする。
3.事業
本会は、目的を遂行するために、次の事業を行う。
①我が国における建設ロボットの研究・開発・普及を目的に本協議会を構成する組織間の意志疎通を図る。
②必要に応じて国内建設ロボットシンポジウムの運営委員会を組織して建設ロボットシンポジウムを開催する。
原則として、協議会が運営組織委員会の中核を担う。
ただし、国際建設ロボットシンポジウムを日本で開催される年はこれに代える。
③別に設置される国際建設ロボットシンポジウム運営組織委員会との連携のもとに国際建設ロボットシンポジウムを開催する。
④国際建設ロボット学会(IAARC)及び国内外の建設ロボットに関連する機関又は研究者との交流を図る。
⑤その他、本会の目的に合致する事業。
4.構成
本会は以下の6学協会よりそれぞれ選出された2名以上の委員と国際建設ロボット学会の日本側理事の中から推薦された委員及び会長が推薦して、協議会で承認された委員で構成する。
委員の任期は2年とする。ただし、委員の再任は妨げない。
①一般財団法人先端建設技術センター (ACTEC/Advanced Construction Technology Center )
②一般社団法人日本建築学会 (AIJ/Architectural Institute of Japan)
③一般社団法人日本建設機械施工協会 (JCMA/Japan Construction Machinery and Construction Association)
④一般社団法人日本ロボット工業会 (JARA/Japan Robot Association)
⑤公益社団法人土木学会 (JSCE/Japan Society of Civil Engineers )
⑥一般社団法人日本ロボット学会 (RSJ/Robotics Society of Japan )
5.組織
①本会の運営を円滑に進めるために、委員の互選により会長を置く。
また、必要に応じて副会長を置くことができる。
②本協議会は常設とする。
③本協議会には必要に応じてアドバイザを置くことができる。
④本会には、必要に応じて会長の下に幹事会を置くことができる。
a.幹事会は必要に応じて開催し、協議会の運営に必要な事項を企画するとともに本協議会で付議された事項を実行する。
b.幹事会幹事長は本協議会会長が兼ねる。 副幹事長は本協議会副会長が兼ねる。
c.幹事会は、協議会が推薦した委員で構成する。
国際建設ロボット学会の日本側理事を幹事会に加えることが出来る。
d.当該事業年度に必要と認められた場合、幹事会の下に作業部会(WG)を設けることが出来る。
作業部会(WG)は協議会委員及び協議会委員で推薦された委員で構成する。
原則的に、作業部会(WG)の主査は協議会委員の中から選出する。
作業部会(WG)はその役目が終了した時点で速やかに解散する。
⑤本会の組織図を別に示す。
6.会議
①本会は年2回の定例開催とする。
必要に応じて、会長が臨時に招集することが出来る。
②幹事会は必要の都度、幹事長が招集する。
③本会は以下の項目について討議する。
a.建設ロボットの研究・開発・普及・啓蒙に関する件
b.国内建設ロボットシンポジウムの開催に関する件
c.国際建設ロボットシンポジウムの開催に関する件
d.国内及び国際建設ロボットシンポジウム運営組織委員会の組織・運営に関する件
e.国際建設ロボット学会(IAARC)の支援に関する件
f.その他、本会の目的に合致する件。
7.会計
①本会の事業年度は4月1日に始まり、翌年の3月31日に終わる。
②本会の会計は協議会事務局が担当する。
8.事務局
本会の事務局は、一般社団法人日本ロボット工業会事務局が担当する。
9.付則
本規約に定めない事項が生じた時は本協議会の討議に付して処理する。
建設ロボット研究連絡協議会 運用細則
1.目的
本運用細則は、建設ロボット研究連絡協議会の運用を円滑に行うために本会規約を補足するものである。
2.建設ロボット研究連絡協議会発足の経緯
本協議会は、1988年に東京で開催された「第5回国際建設ロボットシンポジウム」運営・実行委員会の解散に際して、国内の関係機関が共同して我が国の建設ロボットの発展・普及に貢献することを目的に、運営委員長(石川六郎:(社)土木学会会長/(社)日本建設業団体連合会会長(当時))の発案で設立された。
3.活動理念
建設ロボットの研究・開発・普及に関連する我が国の関係機関が共同して学術活動を企画・実行する。
すなわち、各関係団体における同じような内容の研究活動の重複を避けて、効果的な建設ロボットの研究・開発・普及に寄与するとともに我が国の建設ロボットの啓蒙・発展の先導役となる。
4.組織と会議
①建設ロボット研究連絡協議会は、原則として、年2回を定例開催し、会長が招集する。
協議会は目的達成のために可能な限り幅広い事業を行う。
②建設ロボット研究連絡協議会は国内の6学協会から各々推薦された委員2名以上と国際建設ロボット学会の日本側理事及び会長が推薦し、協議会で承認された委員で構成する。
③必要に応じて会長の下に幹事会を設けることができる。
a.幹事会は必要に応じて開催し、幹事長が招集する。
b.幹事会は幹事長、副幹事長及び協議会委員の中から推薦された委員と6学協会の中から推薦された委員で構成する。
c.幹事会に国際建設ロボット学会の日本側理事を参加させることが出来る。
d.幹事会は必要に応じて開催する。
④国際建設ロボット学会(IAARC)等関連国際機関との対応(窓口)は協議会の中に担当者を決めて対処する。
5.国内(国際)建設ロボットシンポジウムの組織
①国内(国際)建設ロボットシンポジウムの企画・運営に際しては、本協議会が支援する。
a.本協議会及び企画委員会とは別にシンポジウムを企画・運営するために開催年毎に運営組織委員会及び実行委員会を 組織する。
b.シンポジウムのための運営組織委員会及び実行委員会は必要の都度組織し、目的を達成した時点で解散する。
c.委員の任期は事業の準備開始から事業報告承認までとする。
但し、再任は妨げない。
②国内建設ロボットシンポジウム実行委員長は、原則として協議会の推薦とする。
③国内建設ロボットシンポジウムの運営組織委員長は協議会会長が担当する。
原則として、協議会が運営組織委員会の中核を担う。
④国内建設ロボットシンポジウム実行委員会の下に設けられる企画部会及び論文部会の部会長は原則として協議会の推薦とする。
また、企画部会、論文部会には部会長を補佐する副部会長を置くことができる。
副部会長は原則として、協議会の推薦とする。
シンポジウムの企画部会及び論文部会の部会長及び副部会長の任期は協議会の当該シンポジウムに関する事業報告承認までとする。 但し、再任は妨げない。
⑤国際建設ロボットシンポジウムの運営組織委員長は協議会会長が担当する。
原則として、協議会が運営組織委員会の中核を担う。
⑥国際建設ロボットシンポジウム実行委員長はその都度本協議会で選出する。
6.会長・副会長及び幹事長・副幹事長の選出と任期
①協議会会長は協議会委員の互選により選出する。
②会長は改選期の当初の協議会で選出する。
③副会長は会長が推薦し、協議会の承認を得て選出する。
④協議会会長及び幹事会幹事長の任期は2年とする。但し、再任は妨げない。
⑤副会長と副委員長は必要に応じて選任する。